女性用のシグネットリングとは?
薬指や小指に刻印された指輪をつける人がいますが、それを不思議に思ったことはありませんか?これこそが、シグネットリングです。富裕層または地位の高い女性にとって、シグネットリングはサインのような強力なツールでした。他のリングと異なり女性用のシグネットリングは、リングの上半分に浮き彫りまたは刻まれたシンボル、言葉や文字、あるいは身に着ける人を表すイメージなどが刻まれています。例えば、名前、イニシャル、仕事上のステータス、階級、組織、家紋などにあたります。現在では、シグネットリングの必要性はかなり低くなっており、それを身につける女性たちにとって、それは単に世代から世代へと受け継がれたものでもあります。つまり、友愛と帰属意識の象徴となっているのです。
シグネットリング、またはジェントルマンズリング
歴史的上、紳士用のシグネットリングはビジネスや政治の場で重要な役割を担っていました。当時、紳士は家紋やモノグラム入りの指輪で重要な書類に封かんしました。熱した蝋や柔らかい粘土に指輪を浸し、紙に印影を押し付けることで、当時は署名よりも正式なものとみなされていたのです。 世界の指導者や偉人が愛用したシグネットリングは、彼らが本物であることの証明する役割を担っていました。大きなサイズで、階級や富を象徴するものでもありました。莫大な費用がかかるため、たいていの家庭では1つだけリングを作り、父から子へと受け継ぎましたが、大金持ちや社会的に重要人物となると自分専用のリングを持っていました。例えば、国王、宗教の長、医師、弁護士、公証人、貴族などです。最も一般的なシグネット・リングは、イニシャルやモノグラムでしたが、地位の高い男性は、公式の紋章や家紋の入ったものを身につけていました。シンプルな記号だけのものもあれば、文字や目立つデザイン入りのものもありました。女性用のシグネットリングの人気が高まり、多くの家庭では、この大きくて重たい、かつ、年々装飾が施されるようになったリングをジュエリーボックスに保管するようになりました。一般的に、男性はシグネットリングを指につけず、チェーンや懐中時計の財布につけていました。今となっては手紙の封かんには不要ですが、かつては社会・文化に不可欠な、歴史上重要な役割を果たしていたのです。ジョバレ・パリでは、シグネットリングの豊かな歴史、それを身につける方法、購入方法・場所などをご紹介します。 .
ジョバレ・パリのシグネットリングは、カスタムメイドです。
シグネットリングはどこで買える?
シグネットリングを製造・販売しているジュエリーショップはたくさんありますが、その中で見事なものを作れるのはほんの一握りにすぎません。ジョバレ・パリでは、すべてオーダーメイド、かつ手作業で製作し、お客様の希望に応じたものを提供しています。
女性用シグネットリングのカスタマイズとオーダーメイド
女性用シグネットリングの購入は極めて個人的なプロセスが要されるため、現代では以前ほどルールに縛られることがありません。デザインは、伝統的なワッペン、モノグラム、紋章から、スカル、ロゴ、現代的なアート作品と、多岐にわたります。ジョバレ・パリでは、熟練した職人によって、お客様の願いを実現していきます。プラチナ、ホワイトゴールド、イエローゴールド、ローズゴールドの中から、女性用のシグネットリングを1つ1つ手作りしています。紋章を上下逆さまに彫るのは、イニシャルを彫るよりもずっと複雑ですが、どんなに複雑なデザインであっても、ジョバレ・パリが実現してみせます。
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