ダイヤモンド選び

インターネットでダイヤモンドを購入する際に注意しなければならないのは、同じ重さのブリリアント・ダイヤモンドでも、クラリティが違えば価格も相当変わってくるということです。例えば、VVS1のクラリティを持つDカラーダイヤモンドの価格は、IFのクラリティを持つDカラーダイヤモンドよりも28％安くなります

ダイヤモンドの色み

ダイヤモンドの色みトーン目盛り

ホワイトダイヤモンドの中で特に人気の高い「エクストラホワイト」.

ホワイトダイヤモンドの分類は、エクストラホワイトからペールイエロー、ライトイエロー、ブラウン、グレーの色のニュアンスでされています。インターネットでダイヤモンドを購入する際には、少なくとも図のGの文字が示す色みのダイヤモンドをお選びください。

ダイヤモンドのクラリティ

ダイヤモンドにも当然内包物や不規則性といった欠陥が存在します。クラリティが高いからといって、そのダイヤモンドが美しいとは限りません。クラリティの高さはダイヤモンドの美しさを示すのではなく、その価値や希少性を決定づけるものです。

ジョバレではインターネットでダイヤモンドをご購入される際、基準値VS2を推奨しています。

クラリティー	定義
FL フローレス	10倍に拡大しても専門家によっていかなる種類の内包物や汚れも見られない
IF インタナリーフローレス	内包物はなく、10倍に拡大して初めて、専門家がごく僅かな汚れを確認できる程度
VVS1 と VVS2 ベリー・べリー・スライトリー・インクルーデッド	10倍に拡大した際に専門家がごく僅かな内包物を確認できる程度。
VS1 と VS2 ベリー・スライトリー・インクルーデッド	10倍の倍率で内包物が明らかに確認できるが、軽微なものと考えられる
SI1 と SI2 スケジュール・インクルーデッド	10倍の倍率で専門家が内包物をはっきり確認できる場合
I1, I2 と I3 インクルーデッド。	10倍の倍率で内包物がはっきりと見え、石の透明度や輝きに影響を与える可能性がある

ダイヤモンドの重さ

重さ	直径	厚み
0,30 carat	4,20 mm	2,60 mm
0,50 carat	5,20 mm	3,30 mm
1,00 carat	6,50 mm	4,10 mm
1,50 carat	7,40 mm	4,60 mm
2,00 carats	8,20 mm	5,00 mm

インターネットでダイヤモンドを購入する際には、重量が記載された証明書を確認する必要があります。ダイヤモンドの重さはカラットで表されます

この言葉は、もともと重さを測るのにつかわれていたカロブの木の種に由来します（1カラット＝0.2グラム）。ラージカットは、ダイヤモンドの希少性をより高めます。重さは2倍ですが、1.00カラットの石は、0.50カラットの石を2つ並べるよりも、統計的にもはるかに希少価値が高いです。実際、1カラットの石は、同じ品質の0.50カラットの石の2倍の重さしかないにもかかわらず、平均して4.2倍の価値があります

ダイヤモンドの蛍光性

インターネットでダイヤモンドを購入する際には、そのダイヤモンドの「蛍光性」について確認しましょう。蛍光性とは、紫外線エネルギーとダイヤモンドの反応を示し、紫外線への反応が弱いほど良いとされます。ダイヤモンドの蛍光性が強いと、光の加減によっては、その石の全体的な印象が変わってしまい、価値が下がってしまいます。

5個のダイヤモンドをUVランプで照射すると、左は無蛍光、右は非常に強い蛍光を示す :

傾向性	定義
«無し»	p蛍光性が無い
«非常に弱い»	蛍光性は非常に弱い
«弱い»	蛍光性は弱い
«中程度»	蛍光性は中程度に存在する
«強い»	蛍光性が強い
«非常に強い»	蛍光性が非常に強い